任意整理で消費者金融を元金のみの返済にできる?その仕組みは?

最終更新日:2021/09/30

監修

弁護士法人サンク総合法律事務所
弁護士 今枝 利光

弁護士法人サンク総合法律事務所 今枝 利光

驚き

消費者金融会社、クレジットカードのリボ払いなどの借金返済には比較的高額な利息がついています。

これらの利息をカットや大幅減額して元金だけ、もしくは元金に近い金額の返済にすることがもし出来れば、借金返済は楽になるはずです。

今回は、借金返済を元金限りにすることができるのかを解説します。

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この記事の要約
  • 任意整理手続きによって、利息がすべてカットもしくは大幅減額されて、元金のみもしくはそれに近い金額の支払いに抑えられる可能性が高い
  • 過払い金が発生している場合は、元金が大幅減額できる
  • 元金だけの支払いにしても借金返済が苦しい場合には個人再生や自己破産手続きによって、借金の元金そのものを減額したり免除してもらうことを検討する
  • 何の手続きが最善かは、本人だけで判断・実行することは困難。弁護士に無料相談をしてみるのがおすすめ



消費者金融の借金には高額な利息がついている

借金返済が苦しい

貸金業者での借金には比較的高額な利息がついています。消費者金融やクレジットカードキャッシングの年利は10%を超えていることも多いです。

また、支払い予定日に返済出来ず滞納すると、通常金利よりもさらに高額な遅延損害金(延滞金)が加算されます。

借金返済が出来ない状態で数ヶ月放置すると、貸金業者から保証会社(サービサー)に代位弁済され、滞納した借金と利息、延滞金など全てをまとめて一括払いせよという請求書が送られてきます。

このように、毎月の利息や、返済が遅れた際の延滞金などが積み重なり、借金完済が長引いたり毎月の返済が苦しくなったりする方は多いです。

任意整理を行うと元金のみの返済にできる可能性が高い

任意整理

もし、利息や延滞金の支払いをカットできれば、借金返済は大幅に楽になるはずです。

実は、借金の利息や延滞金をカットして元金のみ、またはそれに近い額の支払いにしてもらえる方法があります。それは、債務整理手続きの中での任意整理です。

任意整理では、債権者と直接交渉して借金額を確定し、確定した金額を3~5年程度の期間内に月々分割払いしていく内容の和解をします。

このとき、合意後の将来利息や延滞金については全額カットもしくは大幅減額の交渉をします。

任意整理のメリットはなるべく元金に近い額だけを、計画通りに返済できるようになることです。

たとえば残債務が200万円ある場合、年利10%なら年20万円の利息がつきますが、任意整理で元金のみの返済にしてもらった場合には、その20万円の支払いがすべて元金返済に充てられて元金が減ります。

これにより、早期に効率よく、楽に借金を完済することが可能になります。元金だけ、もしくは少ない利息のみがついた状態で3~5年で返済という条件なら、楽に借金を終わらせられるなと感じた方は多いのではないでしょうか。

銀行など、消費者金融などに比べると利率の低い借金でも、任意整理により返済がぐっと楽になる場合があります。返済にお悩みの方は、任意整理をして自分にメリットがあるかどうか、弁護士に相談してみるのが良いでしょう。

任意整理をはじめとした債務整理にはデメリットもある

任意整理を行うと、借金完済から5年前後は新しいクレジットカードの作成やローンを組むことができづらくなります(いわゆるブラックリスト状態)。

これは、この期間任意整理をしたという事実が事故情報として信用情報機関に残り、審査を依頼したクレジットカード会社やローン会社にチェックされるからです。

任意整理だけでなく他の債務整理をした場合も、完済後5〜7年ほどブラックリスト状態になります。

これは債務整理のデメリットと言えますが、何度も借金返済を滞納した、長期間延滞したことがある方はすでにブラックリスト状態である可能性が高いです。

ブラックリスト状態について詳しい記事はこちら:「ブラックリストとは?【借金滞納や債務整理と信用情報】

過払い金が返ってくることも!

頼れる弁護士

任意整理には、将来利息分をカット・減額できるだけでなく過払い金が返ってくることがあるというメリットもあります。

過払い金とは払いすぎ利息のことであり、過去に利息制限法を超える高利率で取引していた場合に戻ってくるお金のことです。

任意整理を弁護士事務所などに相談・依頼して手続きをすすめていると、過払い金が発見されることがあります。

この場合は、将来利息や延滞金だけでなく、元金が減額できる可能性があるのです。

元金のカットを求めるなら個人再生・自己破産を考える

先述した過払い金は、必ず発生しているわけではありません。

借金が多額になりすぎている場合は、たとえ任意整理で元金限りになったとしても、なお返済が難しいでしょう。

このような場合には、元金そのものを減額・カットしてもらう個人再生自己破産手続きを検討しましょう。

個人再生が認められれば借金を5分の1程度にまで大幅に減額出来ますし、自己破産が認められれば借金を元金、利息、延滞金含めてすべて0にしてもらうことが可能です。

このような知識は必要ですが、最善の手続き・できる手続きは収支状況や債務状況によって変わってきます。「何の手続きを取るのが、あなたにとって最善か」を一緒に考え、実際にその方法で借金問題を解決するのが専門家の役割です。悩んでいる場合はすぐに、弁護士に相談しましょう。

まとめ

基本的に、借金には利息がついています。

支払いを遅延するとさらに高額な遅延損害金が加算されます。

任意整理をすると、これらの利息がすべてカットもしくは大幅減額されて、元金のみもしくはそれに近い金額に抑えられる可能性が高いです。

元金だけの支払いにしても借金返済が苦しい場合には個人再生や自己破産手続きによって、借金の元金そのものを減額したり免除してもらうことを考えましょう。

何の手続きが最善かは、弁護士に無料相談をしてみましょう。

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