任意整理の費用が払えない!分割はできる?【債務整理】

最終更新日:2020/11/13

監修

弁護士法人サンク総合法律事務所
町田 麻美

弁護士法人サンク総合法律事務所 町田 麻美

借金返済が苦しい

任意整理などの債務整理を検討しているが、弁護士費用が払えるか不安…

途中で払えなくなったらどうしよう…

こんな不安を抱えて、弁護士事務所への相談に踏み切れない方も多いのではないでしょうか?

今回は、任意整理などの債務整理の費用が払えない場合や払えなくなった場合の対処法について解説します。

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<この記事の要約>

  • 債務整理の費用が払えないと不安な時は、費用の分割払いができる事務所に依頼する
    ※債務整理を依頼すると、これまでしていた返済をストップできるので、返済に回していたお金を、費用の分割払いに充てることができます。手持ちのお金がなくても費用が支払えることになるので、まずは安心して相談をしよう!
  • どうしても任意整理など債務整理の費用が払えなくなった場合には、事前に弁護士などの専門家にその旨相談をすれば、支払い方法や債務整理の方針変更について再度検討してもらえる

債務整理の費用目安

任意整理 個人再生 自己破産 過払金請求
1 相談料 無料 無料 無料 無料
2 着手金 2~5万円/1社 25~50万円 20~50万円 0~4万円/1社
3 報酬金 2~5万円/1社 約2万円
4 事務手数料
(実費)
0~3万円 2~3万円 2~3万円
(管財予納金を除く)
0~3万円
5 減額報酬 10% 10%
6 過払い報酬 20~25% 20~25%

※事務所によって費用の設定は様々です
※自己破産で管財事件の場合は、別途、予納金が必要となります。(裁判所によって異なりますが、20万円位。)

自分の場合はどの債務整理が最適なのか、費用はいくらになるのか、まずは法律事務所に無料相談をして判断してもらうのが最善です。

債務整理の費用が払えない!不安な時の対処法

頼れる弁護士

消費者金融や銀行カードローン、クレジットカードなどの金融機関からの借金がかさんでいると、毎月の返済で頭がいっぱいになってしまいますよね。

このような場合、弁護士事務所などに依頼をして債務整理を進めてもらう方法が有効な解決につながります。

しかし、先ほどの費用相場表を見て多くの方はこう思ったのではないでしょうか?

「こんな金額一括で払えるわけがない!」

それもそうです。毎月の返済が苦しくて悩んでいるんですものね。

これから、債務整理の費用が払えないとお悩みの方のために、費用の支払いを無理なく行う方法を紹介していきます。

費用の分割払いができる事務所に依頼する

債務整理の費用を払えない場合には、まずは費用を分割払い出来る弁護士などを探す方法がおすすめです。

債務整理の費用については、多くの事務所が分割払いに応じています。

また、債務整理手続に入ると、弁護士などの専門家が受任通知を送付した段階で債権者への残債務の支払いがストップします。

そこで、今まで債権者に支払っていたお金を債務整理の費用の支払いに充てることが出来るようになります。

具体的な例を紹介します。

例 Aさん

3社から計260万の借金。月々 7万円 の返済をしていたが限界に。弁護士事務所に相談したところ、任意整理を提案された。

今回の任意整理の費用総額は約22万円。任意整理でカットできる将来利息(これから支払うはずの利息の総額)を計算してもらったところ、なんと少なくとも104万円とのこと。Aさんは1日も早く利息をカットしたい思いと、これから毎月支払う額も下がると聞き手続きを行うことに。

「将来利息をカットしてもらう交渉期間は約5ヶ月。3社の債権者には弁護士からお願いし、この間支払いをストップしてもらう。」

と、説明があった。

つまりAさんは5ヶ月間借金の返済は一切せず、約22万円の費用を分割で支払えば良いということに。費用の月々の支払いは 4万5千円 の計算。

Aさんは5ヶ月間、毎月4万5000円をしっかり支払った。今までの7万円に比べたら楽に感じた。5ヶ月目に弁護士から連絡が。

「Aさん、過払い金があり、借金総額を少し減らすことができました。交渉の結果、月々の支払額は 4万円 となりました。4年で完済できますよ。」

Aさんはゴールが見えていることでやる気が出て、毎月4万円、払える月は5万円を支払い、3年で借金を完済した

いつ終わるかもわからない7万円を、苦しい思いを抱えて悩みながら払い続けていたAさん。

結果的に毎月の支払いがかなり楽になり、少なくとも100万円以上払うはずだった利息をカットできました。さらに依頼しなければ気づくことすらなかった過払金分の減額までしてもらえました。

「もっと早く相談すればよかった!」と思ったことでしょう。

このように、分割払いができる事務所では無理のない計画を立ててもらえます。事務所によって料金設定は様々ですので、まずは相談してみましょう。

法テラスを利用する

法テラスは、国によって設立された法的トラブルの相談窓口で、借金の相談をすることもできます。また、法テラスと契約している弁護士等に依頼をすることもできます。

困った方のための機関ですので、費用は基本的に最低限で、少額での分割も可能です。

ただし、法テラスを利用するには収入の上限制限があり、また、法テラスと契約している弁護士等にしか依頼することができないというデメリットもあります。

借金・貸付の悩み-法テラス公式サイト

ワンポイント!司法書士事務所の方が費用が安い?

司法書士事務所の方が費用が安いと言われることがありますが、実際は「弁護士事務所でも司法書士事務所でも、事務所の実績によって安いところと高いところがある」ということになります。ちなみに、司法書士事務所で対応できるのは、基本的には1社140万円以下の借金です。それに対して弁護士事務所では、対応できる借金の額は無制限です。

「借金の総額」が140万円ということではありません。例えば計220万円の借金がある人でも、内訳が100万円と120万円の2社であれば、司法書士に債務整理を依頼できます。債権者一つ一つの借金額がだいたいしかわからない場合は、弁護士事務所に依頼する方が安心です。

任意整理(債務整理)の弁護士費用が払えなくなったら

書類を見て悩む人

基本的には、弁護士等に債務整理の依頼をする際に収支状況など細かく伝えるため、最適な手続きを提案してもらえ、さらに無理のない費用分割計画が立てられるはずです。

しかし、転職や入院など予期せぬ事態により費用の支払いができなくなるケースがあります。費用の支払いが途中でどうしてもできなくなったら、どうすれば良いのでしょうか。

この場合、費用の支払いを止めると、弁護士等が事件を辞任してしまう(債務整理手続をやめる)おそれがあります。

すると、元のように債権者から矢のような督促が来てしまいます。

任意整理(債務整理)後費用が払えなくなった場合には、きちんと依頼した弁護士等に事前に連絡をして話し合いをしましょう

月額の支払い額を下げて期間を少し伸ばしてもらう、ボーナス月に合わせて返済額を調整するなど検討してもらえる可能性があります。

もしくは別の債務整理に方針変更をして、再スタートできる可能性もあります。

もしどうしても支払いが出来ない場合、その弁護士等には辞任してもらうことになるのかについてもきちんと話し合いをする必要がありますので、「一時的に費用が支払えなさそう」「費用の支払い継続が見込めない」と感じた場合はすぐに依頼した弁護士等に連絡しましょう。

まとめ

債務整理の費用が払えない場合には、費用の分割払いが出来る事務所を探して手続きを依頼するのがお勧めです。

債務整理の費用が途中で払えなくなった場合には、きちんと依頼した弁護士等に連絡をいれて、支払える範囲で支払いを継続するか、債務整理の方針変更するかなどの話し合いをしましょう。


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