【早く借金が減る方法】生活状況別・借金返済のコツとは?

最終更新日:2021/09/06

監修

弁護士法人サンク総合法律事務所
弁護士 市川 正敏

弁護士法人サンク総合法律事務所 市川 正敏

銀行と弁護士

返済が終わらない、返済によって生活が苦しいなど、借金返済には悩みがつきものです。

借金返済を早く終わらせて、なるべく悩みのない生活を送りたいですよね。

今回は、生活状況別に借金を早く・効率的に返済する方法を解説します。

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<この記事の要約>

  • 借金返済について考える場合は、まず借入れ状況や収支状況を把握する
  • 状況により最適な借金返済方法は異なるが、下記のような方法が考えられる

    ●なるべく低い利率で返済する

    ●手元に大きな金額が入るときは返済を優先させる

    ●節約、副業、転職を検討する

    ●債務整理を検討する

  • 借金を滞納している場合は、なるべく早く債務整理を行った方がいい場合がある。債務整理をすべきか、何の手続きが最善かなどについては弁護士に相談する

借金の内容を把握する

返済について考えるには、まず状況の把握が第一です。

まず、下記内容を確認してノートやエクセルなどにまとめてみましょう。

  • 借入れ先(何という金融機関から借りているか)
  • それぞれの借入れ残高(現時点で残っている借金の額)
  • それぞれの利率
  • それぞれの月返済額

もし、どこからいくら借りているか分からない!という場合は、信用情報機関から自分の借入れ情報を取り寄せすることができます。

信用情報機関には個人の金融機関などへの借入れ・返済状況が掲載されています。

信用情報機関には以下の3つがあり、3つとも情報開示をしてみると確実な情報が分かります。

CIC(指定信用情報機関)
JICC(日本信用情報機構)
全銀協(全国銀行協会)

収入と支出の状況を把握する

月々の収入と支出の内訳を把握することも重要です。

月々の収入には、親からの仕送りなどがある場合もあります。

支出には、光熱費や夫婦の携帯電話代、交際費、車のガソリン代、家族の小遣い、保険代、家賃、生活費などの支払いがあります。
離婚した場合子供の養育費を支払っていることもあるでしょう。

こちらの収支表をお手本に、まずは自分の家計状況を書き出してみましょう。支出はあくまで「多くてこのくらい」で計算します。
収支
(参考:<みんなの平均> 4人家族 1か月の生活費の平均は?|タマルWeb)

収入から支出を引いて手元に残る金額が、借金返済に充てられる金額になります。

現状どのくらいの金額が手元に残るかによって、早く借金返済するための対策が違ってきます

収支の余剰はあるが早めに完済したい場合の借金返済方法

収入から支出を引いて手元に残る額で、十分毎月の返済はできるが、借金を早く完済したいという場合、以下のような対策が考えられます。

なるべく利息の少ない返済方法をとる

もし毎月の借金返済を高い利率で行っているとしたら、一生懸命返済しても利息ばかり払っていることになり、借金がなかなか減りません。

今返済している借金の利率を調べてみて利率が高いようであれば、銀行などでより低い利率のローンが組めないか検討してみるのも一つの方法です。

そして、借りた金額でこれまで返済していた金融機関に一括完済してしまい、より低い利率の銀行などに改めて返済をしていくのです。

残りの返済期間や利率(借入金利)を入力すれば、このまま返済していった場合支払う利息の総額などがわかるサイトを紹介しておきます。

【しっかり】借入返済額シミュレーション ─ 今すぐシミュレーションしてみよう! ─ 資金プランシミュレーション|知るぽると

もし親族などが今の借金を一括返済してくれるという場合は、あとは親族に対して利息なしや低い利息で返済していくという方法も取れますね。

手元に大きな金額が入るときは繰り上げ返済をする

ボーナスや給付金など、大きな金額が手に入る時はつい気が大きくなってしまい、欲しかったものを購入したり散財したりしてしまいがちです。

しかしここで繰り上げ返済(毎月の返済とは別に、一部または全額を返済すること)を行えば、借金完済までのかなりの近道になります。

借金の一部のみを繰り上げ返済する場合でも、その分利息が軽減したりトータルの返済期間が短縮されたりと大きなメリットがあります。

積立金や生命保険などを解約して、まとまった額が得られるのであれば、そちらを返済にあてるのも良いでしょう。

返済によって生活がひっ迫している場合の借金返済方法

借金返済が苦しい

収入から支出を引いて手元に残る額が返済額ギリギリで、返済により生活が苦しい場合、以下のような対策が考えられます。

節約をする

基本的なことですがなかなか難しいのが節約です。こちらの記事で、節約して賢く借金返済をする方法を紹介しています。
節約して賢く借金返済をする方法

副業をする

収支を改善し確実に借金返済をしていくために、副業をするのも一つの方法です。

現状多くの企業で副業が禁止されているので、本来ならば家計が苦しいことや借金のことを勤務先に相談して、副業を認めてもらうのが最善です。

ただ、勤務先にはなるべくそのようなことを相談したくないという方がほとんどでしょう。

勤務先にバレずに副業をする方法はないのでしょうか?

●雇用契約を結ばない副業を行い、住民税は普通徴収を選択する
確実にバレない方法はありませんが、なるべくバレない方法として『雇用契約を結ばない』『確定申告の際に住民税の普通徴収を選択する』というものがあります。

アルバイトなどどこかに雇用されて副業をすると、基本的には住民税が特別徴収されます。特別徴収とは、勤務先の企業から住民税が天引きされ、自治体に支払われることです。従業員にはその残りを手取り収入として支払います。

自治体では、本業と副業の収入を合わせて住民税を計算し、収入の多い方の勤め先にまとめて請求をします。

ほとんどの場合本業の方が収入が多いはずなので、本業の勤務先には副業の分支払う住民税が増えた=収入が増えたことがバレてしまいます

そこで、勤めなくてもできる副業を検討することをお勧めします。

たとえば株式や不動産投資などです。他にも、フリマアプリで不用品や手作り雑貨などを販売して副収入にしている人もいます。自宅にパソコンがあれば、ランサーズやクラウドワークスなどでライティング・デザイン・事務作業など得意なことを活かせる副業もできます。

そして、そのような副業で収入を得た場合には確定申告を行う必要がありますが、この申告の際に住民税の支払い方法を特別徴収ではなく普通徴収にすることができます。

普通徴収は、住民税を勤務先から天引きではなく自分で支払うやり方です。

このように対応すれば、会社にバレずに副業の収入を得られる可能性が高いです。ただ、自治体は特別徴収を推奨しているため、普通徴収を選択していても役所の意向で特別徴収されてしまうケースもあるようですし、職場の同僚などに副業のことを話してしまい告げ口されるケースもあります。

任意整理を検討する

節約や副業などで収支を改善することが難しい場合は、任意整理という債務整理を検討しましょう。

任意整理は、債権者(消費者金融などの借入れ先)と直接交渉をして借金を減額してもらう手続きです。元金(利息以外の借入れ金額)までは減りませんが、基本的に和解後の利息がカットもしくは大幅減額される方法です。

さらに、和解後の金額を改めて3〜5年で返済していく計画をたてることができるため、それまでより毎月の返済金額が減り、返済が楽になる人も多いのです。

任意整理のような債務整理を行うと、信用情報に事故情報が残り、ブラックリスト状態になるというデメリットもありますのでそれも踏まえて検討してみましょう。
ブラックリストについて詳しい記事はこちら:「ブラックリストとは?【借金滞納や債務整理と信用情報】

借入れ状況や収支状況によって任意整理ができるか、何が最善な方法かは異なりますので、債務整理を検討したい場合はまず弁護士などの専門家に相談しましょう。

自転車操業になっている場合の借金返済方法

自転車操業

収入から支出を引いて手元に残る額だけでは返済できず、借りては返してのいわゆる自転車操業状態になっている場合は、以下のような対策が考えられます。

転職をする

現在の収入では返済できず、副業もできないという場合は、思い切ってより稼げる職場や副業OKの職場に転職するのも一つの方法です。

稼ぎが良い仕事や副業しながらの仕事になると、体力的にもきついでしょうが、借金を完済するまでの数年間だけ一踏ん張り、という気持ちで頑張る人もいます。

債務整理を検討する

そうは言ってもすぐに転職することは難しいという方も多いでしょう。そのような場合は債務整理を検討しましょう。

返済額が高額になっていても、安定収入さえあれば債務整理できるケースもあります(アルバイト収入や家族の収入でも構いません)。

債務整理にはいくつか種類があります。
債務整理について詳しい記事はこちら:「債務整理とは?任意整理、個人再生、自己破産の費用とメリット・リスクを比較!

借金の額が収入に対して多すぎる場合などは自己破産手続きが最善かもしれませんし、節約をすれば任意整理手続きで可能な範囲の金額を返済していくのが最善かもしれません。

何の手続きをすべきかの判断や、手続きそのものを自分1人で行うのは困難です。解決方法が分からず悩んでいる場合は、弁護士などの専門家に相談しましょう。

借金を滞納している場合の解決方法

借金を滞納すると、最終的には給料や財産などが差し押さえになる可能性があります

借金を滞納した場合の流れやリスクについて詳しい記事はこちら:「借金を滞納した場合の流れとリスク・対処法【借金返済】

借金の残債を一括で返済するなど、債権者の希望通りの対応が難しい場合は、なるべく早く債務整理を検討しましょう

差し押さえの前段階であれば、任意整理手続きを行うことで再度分割払いができる可能性があります。

給料やボーナスの差押えを受けていても、個人再生や自己破産を申立てれば解除してもらえる可能性があります。個人再生や自己破産の手続開始決定後には、債権者が新たに差押えを申立てることが認められません。

まとめ

借金返済について考える場合は、まず借入れ状況や収支状況を把握しましょう。

状況により最適な借金返済方法は異なりますが、下記のような方法が考えられます。

 

  • なるべく低い利率で返済する
  • 手元に大きな金額が入るときは返済を優先させる
  • 節約、副業、転職を検討する
  • 債務整理を検討する

 

 

借金を滞納している場合は、なるべく早く債務整理を行った方がいい場合があります。

債務整理をすべきか、何の手続きが最善かなどについては弁護士に相談してみましょう

<解決事例>マイホームを手放さずに借金解決!C子さん(38歳 主婦 子供あり)

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