借金返済がきつい…返済できない時の対処方法は?

最終更新日:2020/07/15

監修

弁護士法人サンク総合法律事務所
今枝 利光

弁護士法人サンク総合法律事務所 今枝 利光

借金の額が膨らみ返済がきつい…
毎月の返済により生活が苦しい…
滞納して一括請求されてしまったが、一括では返済できない…

そんな悩みを抱えて生活するのはつらいものです。

今回は借金返済がきつい、支払いできない場合の対処方法を具体例とともにご紹介します。

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借金返済ができない場合の対処法~専門家に頼らずに解決する方法~

借金返済できないとき、自力で解決したいと考える人もいます。その場合、以下のような方法があります。

スケジュールを立てる

まずは「どの業者からいくら借りてるのか」「毎月の返済額がどのくらいになっているのか」明らかにしましょう。

そして毎月の収入と支出を明らかにして、具体的な返済のためのスケジュールを組みます。

収入-支出の計算を行い、返済できる範囲内に借金額が収まっていなのであれば、不足分をどのように工面するかを検討しましょう。

債権者と交渉する

工夫をしても今の条件では返済を続けられない場合、債権者(貸主)と交渉をして返済条件を見直すほかありません。

交渉により利息をカットしてもらえる可能性がありますが、個人で対応すると全く交渉に応じてもらえなかったり、月額を下げる代わりに利息を増額して支払うことになってしまったりとうまくいかない場合も多いです。

一括請求された場合の対処方法

借金を長期間放置してしまい一括請求されたとしたら、早めに債権者へ連絡を入れるべきです。話し合いをすれば分割払いさせてもらえる可能性がありますが、放置していると裁判を起こされるリスクが高まります。

しかしながら、もし分割払いができても、利息+遅延損害金(遅れた分の利息)をつけての支払いとなることがほとんどです。

借金返済ができない場合の解決法~専門家を頼る方法~

借金返済がきつい・できない場合、個人で対応せず弁護士や司法書士などの専門家に対応してもらう方が効果が見込めます

専門家に依頼すると、債務整理という手続きをとることになります。

債務整理とは、借金問題を解決するための法的な手続きです。

債務整理について詳しい記事はこちら「債務整理で借金生活から脱却する!3つの方法とメリットデメリットを徹底解説~任意整理、個人再生、自己破産」

予定通りの返済が見込めない本人が減額や分割の交渉をするよりは、経験豊富な専門家が間に入って交渉をする方がうまくいくイメージが湧くのではないでしょうか?

債務整理をすると、以下のように借金トラブルをスムーズに解決できるケースが多数あります。

こんなとき、債務整理でどう解決する?ケースごとの具体例

利息ばかりで支払いが全然終わらない~任意整理をしたAさん~

借金返済が苦しい

Aさんは、クレジットカードの支払いを軽い気持ちでリボ払いに設定していました。

月々の返済額は一定なので使い過ぎても実感がなく、いつのまにかクレジットカード数枚で借金額が100万円以上になってしまいました。

しかも、明細を見ると利息の支払いばかりで元本がほとんど減っていません。

困り果てて専門家に相談したところ任意整理を勧められました。

Aさんが任意整理をするメリット

利息カットの交渉をするため、元金もしくは元金に近い金額だけを支払えば良くなる

任意整理は、弁護士などの専門家が債権者と交渉してくれる手続きです。交渉内容は、借金の利息や遅延損害金を全額もしくは大幅にカットするというものです。カードや消費者金融で高額な利息を払っている場合支払い総額が大きく減りますし、返済期間も3~5年の長期分割に設定してもらえるので、多くの場合毎月の支払い額が減額できます。

Aさんの場合も、当初は合わせて毎月6万円程度支払いをしていましたが、弁護士に依頼して任意整理すると月の支払い額が合わせて35,000円に減り、3年で完済できる見込みとなりました。

月の返済額が高額すぎて毎月ギリギリ・自転車操業~個人再生で解決したBさん~

夫婦で悩む

Bさんはパチンコなどで借金を作ってしまい借金額が400万円となり、毎月の支払額が10万円を超えてしまいました。

しかし住宅ローンを組んでマイホームを購入したばかりで家は失いたくないし、「ギャンブルでできた借金なので自己破産はできないのでは?」と落ち込む毎日でした。

専門家に相談したところ、個人再生を勧められました。

Bさんが個人再生をするメリット

家を残したまま借金を大幅に圧縮できる

個人再生は裁判所を通じて行う手続きです。裁判所で個人再生が認められれば、借金が元本ごと大きく減額されます。借金が5分の1もしくは100万円ほどにまで圧縮でき、それを3年程度で分割払いすれば良いので、月々の支払い額も大きく減ります。

住宅ローンがある方の場合は、「住宅ローン特則」の利用が裁判所で認められれば、家を残したまま借金問題を解決できます

また個人再生は自己破産と違って「免責不許可事由」がないので、ギャンブルが原因の借金でも問題なく解決可能です。

Bさんは弁護士に個人再生を依頼して進めてもらいました。

結果として家は手放さずに済み、400万円だった借金が100万円にまで減りました。

毎月10万円の支払いは3万円弱に抑えることができました。

滞納して一括請求がきた~任意整理で解決したCさん~

多額の借金

Cさんは消費者金融からお金を借りていましたが、返せないので放置しており、残金を一括請求されてしまいました。請求金額は70万円です。

債権者からは「一括返済しないなら訴訟を起こし給与や預貯金を差し押えます」と通告されました。

困って専門家に相談すると、任意整理を勧められました。

Cさんが任意整理をするメリット

一括請求をされてからでも、利息なしの分割払いができる可能性がある

任意整理の交渉がうまくいけば、一括請求を受けた段階からでも分割払いをやり直せます。さらに、その後毎月の支払いには将来利息と遅延損害金がつかないことも多いです

Cさんは、毎月19,500円を3年間支払えば解決できることになりました。

利息も遅延損害金もほとんどかからずに済み、Cさんは「もっと早く手続きしていればよかった」と思う結果となりました。

無職になり返済が一切できなくなった~自己破産で解決したDさん~

借金 夜も眠れない

Dさんは会社員として働いており、収入の範囲内でクレジットカードや車のローンなどを利用して生活してきました。

しかし、長年の過労や家庭の問題などで精神疾患を患ってしまい、仕事を続けられず、返済の見込みが立たないどうしようもない状態になってしまいました。

専門家に相談したところ、「自己破産すれば借金をなくせる」と教えてもらいました。

Dさんが自己破産をするメリット

借金が0になることで悩みから解放され、生活を立て直すことができる

自己破産をすると、すべての負債を0にしてもらえます。消費者金融、カードのキャッシングやショッピング、車のローンや未払いの病院代、未払いの家賃、車のローン、住宅ローンなどすべてです。(ただし税金や健康保険料は支払い義務が残ります。)負債がなくなるので手続き後に返済が残らず、無職無収入の方でも利用できますし、自己破産で綺麗に借金をなくせば生活保護を受けることも可能です。

ただし自己破産をすると生活に必要な最低限を超える財産はなくなってしまうので、「財産をなくしても良い」「財産がない、ほとんどない」といった方に向いています

Dさんは専門家に依頼して自己破産を進めてもらいました。

車はなくなりましたが、預貯金は底をついていたので失うことはありませんでしたし、他に処分される財産もなくスムーズに借金を0にしてもらえました。

もちろん障害年金も影響なく受け取ることができます。

Dさんは障害があってもできる仕事と障害年金の収入の範囲で、借金のない生活を送れるようになりました。

転職したので数か月だけ待ってもらいたい~任意整理で解決したEさん~

書類を見て悩む人

Eさんは消費者金融を利用しましたが、当時は収入があったので順調に返済できていました。

ところがわけあって転職することとなったため、一時的に収入がなくなり返済が困難になってしまいました。

専門家に相談に行くと任意整理を勧められました。

Eさんが任意整理をするメリット

これまで通りの返済が数ヶ月間ストップする

任意整理を専門家に依頼した段階で、これまで通りの返済はストップします。督促もきません。

弁護士費用を貯金からなんとか一括で捻出したEさんは、専門家が債権者と交渉をしている数か月間、何も支払いをする必要がありませんでした。そして、任意整理後の最初の支払いが開始する頃には、転職先からの給料が入ってきていたので、余裕をもって返済できました。

Eさんとしては「支払いを少し待ってもらえたら」という気持ちで相談したのですが、結果的に利息がカットされて総返済額も大きく減り、月々の返済額まで抑えられることとなりました。

「借金返済がきつい、できない、一括返済が来た!」

そんなときにあなたを助けてくれるのは弁護士です。

相談無料の事務所が多いので、困ったときには躊躇せず、債務整理を得意としている弁護士事務所に相談してみてくださいね。


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