借金100万円はやばい?余裕?支払う利息や返済方法について

最終更新日:2021/02/26

監修

弁護士法人サンク総合法律事務所
弁護士 今枝 利光

弁護士法人サンク総合法律事務所 今枝 利光

銀行と弁護士

自分の借金額が簡単に返していける程度の額なのか、それとも早急に何らかの手続きをする必要があるのか、気になる方も多いでしょう。

今回は、100万円の借金に対し対策を打つべきかの基準と支払う利息、また解決方法について解説します。

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この記事の要約
    • 総量規制をもとにした、あくまで目安として、

年収が300万円以下で、100万円程度の借金がある方は、「返済能力を超えている」可能性がある

    • と言える。

「このままだと利息をいくら払うのか」「返済が終わるまでに何年かかるのか」を確認しよう。滞納している場合は、なるべく早く対策が必要

借金100万円の返済に困っている場合の具体的な解決方法
・親族などに協力してもらい完済する
・副業や節約をして毎月の返済額を増やす
・債務整理をする

債務整理をした方が良いのか・何の手続きが最善かなどについては、弁護士に相談する。



借金100万円はやばい?余裕?その基準とは

100万円の借金が、多すぎるのか楽に返済していける範囲なのかは、本人の生活状況によります。

具体的にいうと、100万円の借金が債務者本人の総量規制に近い・もしくは越えているのであれば、危険な状態である可能性があります。

消費者金融やクレジットカード会社などの貸金業者は、新たな貸付けにより債務者(借主)の借入残高が、原則年収などの3分の1を超えないようにしなければなりません。

借入残高がそれ以上になると、「返済能力を超える貸付け」とみなされるからです。これがいわゆる総量規制です。
(参考:お借入れは年収の3分の1までですー日本貸金業協会

借金100万円が総量規制(3分の1)となる年収は300万円ですから、本業や副業・年金など全て含めた年収が300万円以下で、100万円程度の借金がある方は、「返済能力を超えている」可能性があると言えます。

ただ、家族で収支を一緒にしている方などもいますので、上記はあくまで目安となります。

こちらの記事で、生活状況によって異なる借金解決方法について詳しく解説しています。
年収の何割以上の借金が債務整理の目安になる?

100万円の借金につく利息

このまま借金返済をしていると、最終的にどのくらいの利息を払うことになるのか、計算したことはありますか?

Aさんの例を見てみましょう。


Aさんは消費者金融から100万円を借りて、毎月19,296円ずつ支払うことになりました。元利均等返済で金利は15%です。

この場合、返済期間は7年間、Aさんの支払う利息の合計は620,864円となります

(シミュレーションに使用したサイト:しっかりシミュレーションー金融広報中央委員会「知るぽると」

安定した収入がありしっかりと返済している方でも、借金総額に対して毎月の返済額が少ないと「借金がなかなか減らない」「利息ばかり払っている」という状況になりかねません。

Aさんは「毎月2万円弱なら楽に返済できる」くらいに考えていましたが、利息計算をしなかったばかりに、100万円を借りて最終的に162万円を返済しなければならなくなってしまいました。

100万円の借金があり不安な方は、まず「このままだと利息をいくら払うのか」「返済が終わるまでに何年かかるのか」を確認しましょう

もし、返済を滞納している場合には利息に加え遅延損害金も発生します。

遅延損害金とは何か、借金を滞納した場合のリスクなどについて詳しい記事はこちら
借金を滞納するリスクー借金を滞納した場合の流れとリスク・対処法【借金返済】

利息が多すぎる・返済期間が長すぎると感じた方、また借金返済を滞納している方は、これから解説する解決方法を参考にしてみてください。

借金100万円の解決方法

・借金が総量規制に近いもしくは上回っている方

・利息が多すぎるもしくは返済期間が長すぎると感じる方

・借金返済を滞納している方



上記に当てはまる方は苦しい状況で借金返済を続けるより、これからお伝えする解決方法を検討しましょう。

借金100万円に対して有効と考えられる解決方法は主に以下です。

 

  • 親族などに協力してもらい完済する
  • 副業や節約をして毎月の返済額を増やす
  • 債務整理をする

 

1つずつ解説していきます。

親族などに協力してもらい完済する

100万円という額は、まだ家族や親族に援助してもらえる可能性のある金額です。援助してもらった金額で一括返済してしまい、その分を親族に対して利息なしで返済していくのもひとつの手段です。

もし債権者(借入れ先)が2社以上ある場合は、利率の高い方の借金を優先して完済するのが良いでしょう。

副業や節約をして毎月の返済額を増やす

払う利息が多すぎるというお悩みや、返済期間が長すぎるというお悩みは、毎月の返済額を増額することで解消することが多いです。

毎月の返済額を増額するには、「収入を増やす」か「支出を減らす」かの2択です。

副業ができる状況であれば、借金完済までの間一踏ん張り、頑張りましょう。支出を減らす方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
節約して賢く借金返済をする方法

債務整理をする

債務整理とは、法的な対応によって借金を減額したり免除したりできる手続きの総称です。

100万円の借金に対して最適な債務整理には、債権者と交渉をして借金を減額・長期分割にしてもらう任意整理や、裁判所を通じて借金を免除もらう自己破産などがあります。

もし、残高100万円の借金を任意整理して、「将来利息カット、返済は5年間の長期分割」という和解が取れた場合は、毎月約17,000円の返済で、利息は支払わなくて良くなります。

先ほどのAさんの例よりも月額は少なく、さらに60万円以上支払うはずだった利息もなくなることになるのです。毎月の返済が苦しい方や借金がなかなか終わらずお悩みの方には、任意整理は非常にメリットが大きいといえます。

ただし任意整理をはじめとした債務整理には注意点もあります。

それは、債務整理をしてから一定期間は、新しいローンを組んだりクレジットカードを利用するのが難しくなることです。この状態を、俗にブラックリスト状態といいます。

ブラックリスト状態について詳しい記事はこちら
ブラックリストとは?【借金滞納や債務整理と信用情報】

100万円という金額であれば任意整理で解決できるケースが多いですが、収入がないもしくは少なく全く返済ができないという場合は、自己破産で借金問題から解放される選択肢もあります。

債務整理をした方が良いのか、何の手続きが最善なのかを個人で判断することは困難です。1人で抱え込まずに、まず弁護士に相談してみましょう。無料で詳しい相談をすることができ、アドバイスがもらえます。

まとめ

100万円の借金返済の対策が必要か判断する基準として、まず総量規制があります。

あくまで目安ですが、年収が300万円以下で、100万円程度の借金がある方は、「返済能力を超えている」可能性があると言えます。

また、「このままだと利息をいくら払うのか」「返済が終わるまでに何年かかるのか」を確認しましょう。滞納している場合は、なるべく早い対策が必要です。

具体的な解決方法として下記があげられます。

 

  • 親族などに協力してもらい完済する
  • 副業や節約をして毎月の返済額を増やす
  • 債務整理をする

 

債務整理をした方が良いのか・何の手続きが最善かなどについては、弁護士に相談しましょう。

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