債務整理の期間と流れを手続きごとに比較!

最終更新日:2021/04/26

監修

弁護士法人サンク総合法律事務所
弁護士 町田 麻美

弁護士法人サンク総合法律事務所 町田 麻美

債務整理を検討し始めると、どれくらい期間がかかるのか?どのような流れで進むのか?が気になってきますよね。

実は、債務整理の種類によってかかる期間も手続きの流れも様々です。

今回は、債務整理の手続きにかかる期間と手続きの流れを任意整理・個人再生・自己破産それぞれ比較しながら解説していきます。

あなたの借金はいくら減らせる?

減額診断スタート

この記事の要約
▼債務整理にかかる期間は、手続きの内容によって異なる▼ー種類ごとのおおよその解決までの期間
・自己破産:3ヶ月~1年程度
※ただし、依頼後申立てまでに1ヶ月~3ヶ月かかる(費用積立期間によってはこれより長くなることもあります)
・任意整理:3年〜5年半程度
※ただし、依頼後債権者との交渉期間として3ヶ月~6ヶ月程度かかる
・個人再生:3年半〜5年半程度
※ただし、依頼後申立てまでに1ヶ月~3ヶ月かかる(費用積立期間によってはこれより長くなることもあります)

▼債務整理の流れも、手続き内容によって異なりますが、基本的には弁護士に任せておいて大丈夫

▼上記の手続き後5年から最長10年ほどブラックリスト状態になる



サンク法律事務所では、ご相談・面談までは無料で対応、弁護士費用も分割払いが可能です。依頼(委任契約)から1ヶ月以内に費用分割の1回目を振り込めばいいことになっているので、解決したい場合はご相談ください。
※通常スケジュールよりも急がなければならない事情がある場合を除きます。


【債務整理の種類別】手続きにかかる期間と手続き後の返済期間

債務整理にかかる期間は、手続きの内容によって異なります。

というのも、自己破産は手続きが終了すれば借金が0になり、返済する必要がなくなりますが、任意整理は和解した金額を、個人再生は減額された金額を返済する期間が3〜5年程度あるからです。

また、任意整理であれば債権者との交渉状況や、自己破産・個人再生であれば債務者の資産状況や借入理由などによって手続きの期間が変わってきます。

弁護士に依頼してから借金問題が解決するまでの期間は、一般的に下記のように考えましょう。

自己破産:3ヶ月~1年程度
※ただし、依頼後申立てまでに1ヶ月~3ヶ月かかります(費用積立期間によってはこれより長くなることもあります)
任意整理:3年〜5年半程度
※ただし、依頼後債権者との交渉期間として3ヶ月〜6ヶ月程度かかります
個人再生:3年半〜5年半程度
※ただし、依頼後申立てまでに1ヶ月~3ヶ月かかります(費用積立期間によってはこれより長くなることもあります)
債務整理 期間

債務整理の流れ

債務整理の流れも手続きによって異なります。

大まかには以下のようになりますが、各地方裁判所の運用や、債務者の状況によっても変わってきます。
債務整理 流れ

それぞれの工程について細かくチェックしていきましょう。

弁護士に相談

電話や面談などで無料で相談できる事務所が大半です。

相談時にできれば以下のような情報があると、より最適な提案を受けることができます。

  • 借入れ先(何という金融機関から借りているか)
  • それぞれの借入れ残高(現時点で残っている借金の額)
  • それぞれの月返済額
  • それぞれの利率(分かれば)
  • 自分自身の、大まかな毎月の収支状況(手取り月収、月々の支出)

弁護士に依頼

弁護士事務所と面談をして債務整理手続きについての方針を決め、この事務所ヘ依頼することに決めた段階で、弁護士と委任契約を結ぶことになります。

委任契約を結ぶと、弁護士が債権者に受任通知を発送するので、債権者からの督促が止まります。

引き直し計算・債務総額確定

借金総額に間違いのないように、弁護士が債権者から取引履歴を取り寄せ、その後引き直し計算をします。引き直し計算で過払金があることが判明した場合は、取り戻してその分借金総額が減額できる可能性もあります。

【任意整理の場合】債権者と交渉〜返済開始

任意整理の場合の大まかな流れはこちらです。

  • 弁護士に依頼後、返済が止まる→2日~1週間程度
  • 弁護士が業者と和解交渉する期間→平均して3ヶ月~6ヶ月程度
  • 和解した金額で返済をする期間→一般的に3年~5年程度

任意整理は、裁判所を通じることなく、債権者と将来利息カットや返済期間延長の交渉をする手続きです。

弁護士に依頼した場合は、債務者は債権者との関わりを何一つしなくて良いので精神的にも軽くなります。

法律で決まりがあるため、任意整理を依頼すれば家族や職場に督促がくることもありません。

任意整理全体を通しても、依頼者がすることは弁護士との面談と必要書類の準備・記入くらいです。

任意整理の流れと期間について詳細はこちら:「【流れと期間】任意整理はどれくらいで終わるの?返済期間は?

弁護士から和解内容の連絡が来て、問題がなければ毎月の返済を開始します。

【個人再生の場合】裁判所での手続き〜返済開始

個人再生の大まかな流れはこちらです。

  • 弁護士に依頼後、返済が止まる→2日~1週間程度
  • 弁護士に依頼してから申立てまで→1ヶ月~3ヶ月※ただし費用積立期間によってはこれより長くなることがあります。
  • 申立てから認可決定まで→6ヶ月程度※ただし、裁判所や事案によります。
  • 認可決定後の返済期間→一般的に3年~5年程度

個人再生は基本的には弁護士が手続きをするので任せておいて構いませんが、再生委員が選任された場合には、再生委員と面談して頂くことになります。その際も弁護士と一緒なので安心してくださいね。

『個人再生によって減額してもらった金額を、何年かけて月にいくらずつ支払う』という内容の再生計画案が裁判所で認可されれば、毎月の返済を開始します。

【自己破産の場合】裁判所での手続き〜免責決定

自己破産(同時廃止)の大まかな流れ

  • 弁護士に依頼してから申立てまでに1ヶ月~3ヶ月程度※ただし費用積立期間によってはこれより長くなることがあります。
  • 申立てから免責許可決定まで2ヶ月〜3ヶ月程度

→スムーズに進むと全体として3ヶ月〜4ヶ月で終了



自己破産(管財事件)の大まかな流れ

  • 弁護士に依頼してから申立てまでに1ヶ月〜3ヶ月程度※ただし費用積立期間によってはこれより長くなることがあります。
  • 申立てから免責許可決定まで3ヶ月程度

→長ければ終了まで、全体として1年近くかかる場合も

自己破産には「同時廃止」「管財事件」の2種類あり、手続きの複雑な管財事件のほうが解決までに時間を要します。

破産者の所有する財産の価値が一定以上あり、破産管財人が財産の換価(現金化)を行う必要がある場合は「管財事件」となり、特に財産などない状態で破産する場合は「同時廃止」となることが多く、どちらに該当するかは、弁護士に相談した際にある程度明確になります。

同時廃止手続の場合には、免責審尋のために裁判所に赴いて頂く必要があります(裁判所によります)。
また、管財事件の場合には、管財人と面談して頂いたり、債権者集会・免責審尋のために裁判所に赴いて頂く必要があります。ただ、弁護士が付き添いますので安心してください。

さらに、管財事件の場合は財産の換価(現金化)のために破産管財人に協力する必要があります。

自己破産の流れと期間について詳しい記事はこちら!:「自己破産の流れと期間は?手続きの種類ごとに解説【債務整理】

裁判所で免責許可決定が出れば、借金は0になります。

手続き後、ブラックリスト状態になる期間

債務整理をすると、いわゆるブラックリスト状態になります。ブラックリスト状態とは、「信用情報機関に事故情報が残る」ことです。

信用情報機関に加盟していれば、ローンやクレジットカード作成の申し込みを受けた債権者は、申し込みをしてきた人の信用情報をいつでも見ることができます。

ここで事故情報が載っていると、債権者は「今はこの人に信用がない」と判断し、多くの場合ローンやクレジットカードの審査に通しません。

ちなみに、銀行やカード会社の職員でも限られた担当しか見ることはできません。もちろん、一般の人が他の人の信用情報を閲覧することも不可能です。

手続き完了後もしくは債務整理によって借金を完済した後と、信用情報機関によっても若干基準は違いますが、完済後5年から長くて10年はブラックリスト状態で新しいローンは組めないと考えた方が良いです。

 

任意整理 個人再生 自己破産
信用情報掲載期間 完済後

おおむね5年間

手続き終了から

5~10年

手続き終了から

5~10年

 

ただ終わりの見えない借金に悩まされたり、借りては返してを繰り返し時間を浪費するよりは、ブラックリストになる前提でも債務整理をするのが賢明な場合もあります。

ブラックリスト状態について詳しい記事はこちら:「ブラックリストとは?【借金滞納や債務整理と信用情報】

まとめ

債務整理にかかる期間は、手続きの内容によって異なります。

弁護士に依頼してから借金問題が解決するまでの期間は、一般的に下記のように考えましょう。

自己破産:3ヶ月~1年程度
※ただし、依頼後申立てまでに1ヶ月~3ヶ月かかります(費用積立期間によってはこれより長くなることもあります)
任意整理:3年〜5年程度
※ただし、依頼後債権者との交渉期間として3ヶ月~6ヶ月程度かかります
個人再生:3年半〜5年半程度
※ただし、依頼後申立てまでに1ヶ月~3ヶ月かかります(費用積立期間によってはこれより長くなることもあります)

債務整理の流れも、手続き内容によって異なりますが、基本的には弁護士に任せておいて大丈夫です。

今回は債務整理の手続きについてみてきましたが、自分で行おうとすると手続きも用意する書類も多く、非常に煩雑です。

弁護士に依頼するメリットとして、
・手続きを任せられるのでスムーズに解決できる
・債権者に対して有利に和解交渉できる
・任意整理・個人再生・自己破産の中から適した方法を教えてもらえる
などがあげられます。

サンク法律事務所では、ご相談・面談までは無料で対応、弁護士費用も分割払いが可能です。依頼(委任契約)から1ヶ月以内に費用分割の1回目を振り込めばいいことになっているので、解決したい場合はご相談ください。
※通常スケジュールよりも急がなければならない事情がある場合を除きます

<解決事例>マイホームを手放さずに借金解決!C子さん(38歳 主婦 子供あり)

<解決事例>マイホームを手放さずに借金解決!C子さん(38歳 主婦 子供あり)

匿名で診断OK! 質問に答えるだけ!借金がいくら減るかわかります。

減額診断スタート

司法書士法人みつ葉グループでは借金問題の専属チームがフルサポート。


電話無料相談タップで発信

メール無料相談

お悩みの方に役立つ記事

債務整理について

借金返済について